さくら学院のユニバーサルミュージック移籍にあたって

※この記事は、さくら学院の所属事務所であるアミューズさんや所属レコード会社であるユニバーサルミュージックさんの関係者にも読んでいただきたいと、読んでいただく前提で書いてあります。


いちファンのクセにおこがましいですが、消費者・顧客であるファンが声を上げることが大切なのだと思っております。まあ余計なお世話とも言うけれども。

はじめに

ユニバーサルさんに移籍してから諸々の状況を見ると、さくら学院の転換期にあると思います。
おそらく、ネット上でここまでザワザワしていると、さすがにユニバーサルさんも把握されていることと思います。
ユニバーサルさんを誹謗するつもりは全くありません。ファンが今後も気持ちよくさくら学院を応援していくために、ファンの心境を理解していただき、今後の活動に生かしていただきたいのです。
また、ファンの総意でもありません、ファンを代表するつもりもありません、ただのいちファンの意見です。


もし今後○○だったらというのは、言いたくなりますが言っても仕方がないと思っていますし、現時点でわかっているよくない点とその理由を明確にしておきたいと思います。
ただの文句にならないよう心がけて書いています。


何がよくない点か

  1. アーティスト写真の質が悪いこと
  2. CD発売前の予約でイベント参加券がもらえること
  3. イベント数が多いこと
  4. 今までの特に熱心なファンを不安にさせてしまったこと


以上4点

アーティスト写真の質が悪いこと

さくら学院はブランドイメージを構築するのがうまく、そこが応援したくなる理由のひとつでした。他のアイドルとの差別化という意味では、効果のある戦略だと思っています。ブランドイメージというのは大事で、ファン以外の人から見たときにかわいく見える写真というのは非常に重要です。新規のファンを獲得するために重要なことです。
さくら学院公式サイトのトップ画像を見た、自分のtwitterのフォロワーでレタッチに詳しい人が2人、面識のない2人ですが、自分ならこうすると修正した画像を作成していたくらいです。

CD発売前の予約でイベント参加券がもらえること

発売前に予約をたくさんとることで、発売初週のチャート順位が上がることを狙いにしてると思いますが、いざ実際にチャート上位に入り次週売上が下がると“イベント参加券が付いているから売れるんだ”と思われて印象が悪くなり、次のリリースやさくら学院のブランドイメージへの悪影響になりかねません。イベント参加券はあくまでCDのオマケであるべきです。

イベント数が多いこと

イベントの数は直接的にタレントへの負担になります。今までの公演を見ていると、さくら学院のメンバーはステージの完成度を強く意識していると感じています。その分レッスンに打ち込んでいたと思うし、一つ一つのステージを大事にしていたと思います。イベント数を増やすと、その分イベントに向けたレッスンが増えたり、あるいはレッスン時間が減り満足したステージが出来なくなる、ということになりかねません。もちろん学業に影響があるのも心配です。

今までの特に熱心なファンを不安にさせたこと

自分の周りのファン(だいたいが熱心な人ですが)は自分を含め不安になっていました。今までさくら学院ではありえないと思っていた1〜3が実際に起きてしまっているのが原因でしょう。加えて、今まで熱心に応援してたファンがこぞって不安を口にしだすと、周りのさくら学院に詳しくない人たちは「あのさくら学院がなんか大変なことになってるらしい」と、よからぬ印象をもってしまいかねません。

その上で

ビジネスではよく言われますが「顧客エンゲージメント」を改めて意識したほうがいいと思っています。
エンゲージメントというのは、直訳すると婚約ですが、タレント側(タレント&事務所)と顧客であるファンとの「結び付き」「信頼関係」といえるでしょう。


さくら学院は徹底したイメージ戦略と、回数は多くないがその分ライブでの真摯なパフォーマンスにより顧客満足度が非常に高いものになっていました。
高い顧客満足度を提供することで、ファンからの強い信頼を得られていたのだと思います。
強い信頼関係を構築できていたら、何もしなくてもファンはCDを買うし、ライブがあれば足を運びます。そして、その満足度を周辺に広めたいと思うのは自然な流れです。
目先の利益を優先して、今までやってこなかったアコギな売り方をしてしまうと、信頼関係は揺るぎます。
ただし、これはファンの言いなりになれということではありません。
事務所やレコード会社の方針に、ファンが納得できればいいのです。

最後に

アイドルも人間、事務所担当者も人間、レコード会社担当者も人間、ファンも人間です。
さくら学院に関わるすべての人が良い関係でいられることを心から望んでいます。


でも、今回のことがあって、自分がいかにさくら学院のことを思っているかがわかりました。
会社で何人かに“コワい顔してる”って言われちゃったもんな・・・
これからもさくら学院を応援していかないと!と思わせてくれる出来事でした。